釣行日記
By デジ


日付 2009 年 1 月 3 日(土 曜日)
天候 晴れ
海上 シケ気味
強い
場所
船宿 タイゾウ丸
URL http://
種目 アマダイ
仕掛け 船宿仕掛け
釣果 「1日に帰ってきますから、1/3にでも釣りに行きましょう」
2009年の初釣りはこうして決まりました。
「狙い物は?アマダイなんてどうよ?」
「・・・・いいですよ」
いまいち乗り気ではない友人、彼は2008年の12月29日に完全坊主を食らっていた。
いわゆるリベンジ戦だがその時受けたダメージが大きいらしい。
ただその日も別に全体の釣果が悪かったわけではなく、個人的に坊主になってしまったようでした。
今回はどうなるのやら。。。。

さて当日、凄い風が吹く出船し港近くの水深60mで釣りスタート。
ちなみに私、アマダイ釣りは初挑戦。言われたとおり底から50cm切って誘いをかける。
しかし、まったく当らない。。。。こりゃつらいスタートだな。。。と思っていると左隣のお客様がいきなり何かをかけている。
上がってきたのは20cmのアマダイ、その後ろの人もかけている。
(これもアマダイ)
いきなり祭りなのか?というか私にはなんにもかからない?モーニングタイム終了!ここで友人は一匹ゲットしていた!狙って狙って2年ぶりのアマダイらしい。相当ご満悦なようで笑顔がこぼれている。。。ちょっぴりジェラシー。

私はここから試練スタート。
何投目かにトラギスがかかり、ようやくアマダイ釣りでのトラギスの当りを習得した。水深は100mに変わった。周りはポツポツ当るが私にはまったく来る気配がない。トラギスと戯れているだけだ。水深100mまで落として即トラギスがかかるとかかった事に気づかないふりをしてしまう。もちろん竿先がピクピクしている、「やっぱいるよなー」とあきらめて仕掛けを上げる時の悲しさはなんとも言いがたい。

それでもここで明確なヒット!!
「これはきたでしょ!」
おっ?という感じで周りの皆も喜んでくれている、明らかに今までとは違う引きが巻き上げ中に伝わってくる。
「タモいる?」
2009年船の上で言われて一番嬉しい言葉にランクイン。しかし、もちろんオチがある。
上がってくると水中に見えるのは茶色い魚体。
「??」
全員が興味津々の中上がってきたのは30cm強はあろうかというベラ。
「水深100mでベラ?」
右舷後方は大爆笑の渦に。。。。
船長「アマダイの当りは小さいから気をつけて、あわせないとだめだよ」
う〜ん、いまいち分からん。トラギスとベラしか釣ってないし。。。
友人はこの間に鬼カサゴとミニミニアマダイを追釣、涙が出そうでした。

そうこうしているとまたもや竿先にシグナル、あわせて仕掛けを巻き上げているとなにやら違和感。
巻き上げ途中の引きがなんか気持ち悪い。のぺっとした引きが都度都度おとずれます。
「どんな感じで変なんですか?」
「う〜ん、なんか表現しにくし。お上品な引きというか・・・・京都風!」
よくわからない会話ですが、上がってきたのはなんと30cmぐらいのアマダイ。
「これがアマダイのあたりか!」
ようやく本命です、というか周りもつれ始めた瞬間だったので期待はしてましたが(笑)

そしてまた停滞ムード突入。トラギスさえも当らない。。。
そこそこの時間が経過しますが不思議と集中力が切れなかった私。
竿を持って誘いをかけ、小まめに棚取りを繰り返していると
「カサカサ」
微妙な竿先に振動が!それはまるでゴ○ブリが仕掛けを触っているみたいな感じ。竿をゆっくり送り込んで合わせると「ゴンゴン!」
と当たりがでます、巻上げを開始するとでました例の
「京都風!!」
思わず叫んでみました。上がってきたのは35cmぐらいのアマダイです。

急いで再投入、周りはまだ「たまたまでしょ?」という感じ
「カサカサ」
ラッキーは続くものだな、合わせると今回最大の引き込みが!
「ゴンゴン!!ブチ!」「!!!!」
「嘘でしょ〜〜!?」
サクッと仕掛けを切られたところで船内がにわかに活気つきます(声が大きかったせい?)

周りもペースを上げてきますがここで終了。

結果は
アマダイ 2匹 (のぺっと京都風の当り)
鬼カサゴ 1匹  
ハナガシラ 2匹
キントキ 1匹
ベラ   1匹
トラギス 多数

さてアマダイは半身を昆布〆、後は白だしで煮ました。
これがうまい!なんなの君たちは?鬼カサゴに引き続き震えるうまさです。

他の子達は友人にプレゼント!
また行こうね〜〜。