釣行日記
By デジ


日付 2008 年 11 月 29 日(土 曜日)
天候 晴れ
海上 シケ気味
やや強い
場所 南房
船宿 松栄丸
URL http://
種目 ヤリイカ⇒鬼カサゴ
仕掛け
釣果 夜キンメ。
約三回の挑戦全て風により出船中止というすばらしい記録を打ち立て継続中。
次は次はの4回目を南房の松栄丸になんと1ヶ月前に予約しておきました。

さてさて予約1週間前、1ヶ月前に予約した釣行が出船中止になったらどうしよう。。。
日和った末になんと朝便まで予約、これにより
ヤリイカ⇒オニカサゴ⇒夜キンメ
の三本立てに変更、しかも師走にはいる直前という事もあり、完徹ほぼ確定で行く事になってしまいました。
よってタイムスケジュールとしましては
2:00 出発
5:00 港着
5:30 出船ヤリイカ⇒オニカサゴ
13:00 帰港
13:30〜16:00 船宿で就寝
16:30 出船 夜キンメ
22:00 帰港
1:00 帰宅
という24時間釣り出来ますか?スケジュールです。

当日朝5:00、南西の風が吹く中、港到着。
荷物を持って船に行くとめっちゃ大きくて綺麗な船です。
おまけに船長室は土足厳禁!出船前に船を掃除!
とすごぶる大事にしているようで、船長は多分A型なんでしょう。

さて始めはヤリイカ、同じポイントのオニカサゴはヤリが釣れなくなったら好きにやってください。
というシステムのようです。

まず一投目水深140mのところを見事に80mで止められます。
ガクガク揺れる竿先。電動をマックスにしてさっさと仕掛けを回収。。。
するとこれは初めて釣るアカムロアジでした、オニカサゴの餌用にキープします

2〜5投目はサバ、6投目は何とか私だけ下に仕掛けが落ちました。
かすかなあたりで乗りを確認し巻き上げようとしますがまあ当りも重さも小さい小さい。
「この時期のヤリイカってサイズは?」
「多分そこそこ大きい奴ですよ」
友人のアドバイスでここは英断、途中で仕掛けを落とし再度挑戦しますがこれが見事に失敗。
今度はさっぱり乗りません。
そして7投目、友人がかけたヤリイカを見ると
「初期のマルかよ!!」
というぐらい小さいサイズ、今日はこれがアベレージでした。

さて10投目以降は海に魚がいなくなったようにサバもイカもなんにもかかりません。
まあ疲れてきたし。。。鬼カサゴでもやるか。。。

「潮流れてないから釣れないぜ」

ナイスな船長の一言もありましたがここは我満。
仕掛けを変更して一投目、タナをとって待っているとムロアジの方が釣れそうだな。。
と餌作りをすることに、タナを取り直して誘ってキーパーにかけようとすると
「ココン」
なにやら魚信、ゆっくり送り込むと
「コココン」
ここでゆっくり竿を立てると重みが竿に伝わってきますが、それ以降暴れる事なし!

「ドンコ!ドンコ!」

すばらしい友人の声援を頂きながら5mから手巻きで巻いているとなんと赤い魚体が!!
「あら?オニカサゴだ、タモお願いします」
友人のすばらしい声援によりだれもタモを用意しておらず、皆あせりまくり。
当の本人はいたって冷静、針がそこそこ食い込んでいるのが見えていたし、そのうちタモも来るだろうと。。
ここで船長。

「慌てるな!早くタモ用意しろ!」

この声にびっくり(笑)、皆更にあせりますが何とかタモ入れ成功して1kいかないぐらいの鬼カサゴをゲットできました。
この日トップは鬼カサゴ5匹
中には鬼カサゴダブルでかかって合計4匹なんていう人もいて南房のパワーを感じる事ができる日になりました。
私はちなみに2匹、友人が5匹釣ったので1匹もらって合計3匹で終了しました。

え?夜キンメ?朝出船してヤリイカやってる最中に「今日は無理だな」といわれましたがなにか?


さてその日のうちに怖がりながらも調理をして鍋と刺身と内臓の肝和えが完成。
正直鍋の魚を食べて体が震えたのは初めてでした。

うますぎる。。。。