釣行日記
By 漁労長


日付 2006 年 10 月 28 日(土 曜日)
天候 晴れ
海上 ナギ
普通
場所 初島周り
船宿 裕海丸
URL http://www.naturum.co.jp/chowari/ship.asp?owner_id=05578248780
種目 ワラサ
仕掛け 竿:マッドバイパー240 リール:シーボーグ500T 錘:ステン缶100号M ハリス:グランドマックス10号6メートル 針:インターフックヒラマサ11号
釣果 このところ不調続きの釣行ですが、そろそろ終盤の初島周りのワラサにチャレンジしてきました。
先週の水曜日に船宿選びをしたんですが午前釣りはまだまだ人気でどこも予約が満杯に近いのでその時点で予約が入っていなかった釣割加盟店の熱海港の裕海丸に予約をしました。
真鯛には実績がある宿らしいんですが、ワラサは半分運みたいなもんですから、職場の釣り部の初心者が一緒ということもあり、すいてれば良いかということでお願いしました。
前日の船長との確認で、このところ午後つりはぱっとしないということでしたが、出ればブリ級も顔を出すのでハリスは10号6メートル、道糸を点検して毛羽立ちがあったら必ず一色詰めておくようにとのこと、この地区の例に漏れずキーパー・天秤・ステン缶・ゴムクッションまで船で用意されていました。
乗船は先着順とのことでしたが、予約は我々だけ、追加は無いと思うよということで12時までに港に来るよう指示がありました。
少しはやめの11時45分ごろ港に到着しましたが初めての船宿で要領を得ません。船長に携帯で指示を仰ぐと本当に我々だけで出船なんで12時半に出船するから船に乗って準備をしておくようにとのこと。駐車場は富士丸という食堂の裏側でダイビングの人達が多数たむろしている間に隙を見つけて駐車です。
定刻に出船し一路初島へ向かい、十数隻の船団から少し離れた70メートルダチで第一投、ここで船長からいろいろ指示がありましたが今まで他の船宿さんで言われていたこととずいぶん違います。
棚が10メートルなら普通はコマセを底から2・4・6メートルで振って10メートルに合わせ、ある程度のインターバルで誘いをかけ、巻き上げ投入を繰り返すというものだと思うんですが、船長の指示は0〜4メートルでこませを振ったら巻き上げて10メートルに合わせキーパーにかけて待ち3〜4分のインターバルでやり変えろというものでした。
良く釣果情報ではきちんと誘えばとか置き竿では食わないとか言われてますが正反対の指示で、セコセコ餌を動かすと餌取りの餌食になるだけで撒き餌がポロポロと出て行くのに丁度同調するから動かすなとのこと。手持ちにして誘いをかけるのに扱いやすい短竿を用意していたんですが、船長いわく長竿のほうが良いだろうとのこと、なんとなく釈然としませんが、ま・良いかということで指示通りに2メートルの竿から2.4メートルの竿に交換し投入を繰り返します。
一時間ほど経過してもまったく反応が無く、他の船でもぜんぜん揚がりません。小物を整理しているといきなり竿先がズボッと入ります。待望のファーストヒット、たぶん一年ぶりのワラサ君、乗船者が少ないのでお祭りの心配をせずにのんびり慎重に巻き上げて船長にタモ取りしてもらったのが後検量4キロ弱の良く太ったワラサです。
何はともあれ一本取れたのでその後も同様に投入を繰り返しますが中々次があたりません。同行者もまったく同じ道具立てで棚も餌も同じでやっているんですがこちらもまったくノーコンタクトで、船長の指示で棚を2メートルずらしたりと色々やってみてもまったくだめ、今日はこのまま終わりかなとあきらめかけた16時過ぎ、別に支度してあった短竿を片付けいるとなにやら船長が騒いでいます、見れば置き竿が根っこまで曲がっています。
慌てて竿を取りやり取りをはじめたんですが先ほどに比べて一段と強い引きで時にズルズルと出て行きます。同行者・船長が仕掛けを上げてくれたんで時間をかけてできると思うと余裕が出て、10号のハリスを信じて巻き上げます。
さほど時間も掛からず揚がってきたのは8キロをちょっときる立派なブリ、私のブリ・ワラサの記録7.2キロを5年ぶりに更新です。
その後はあたりも無く日没間近な17時過ぎに沖上がりとなりました。
船長はワラサは魚がいれば釣れる釣り、次回は是非鯛をやりに来てくれとのことで、ちなみに3日前の午後釣りでは坊主なしで何本か揚がっているそうです。