釣行日記
By Griffonpapa


日付 2013 年 12 月 30 日(月 曜日)
天候 晴れ
海上 大シケ
強い
場所 新島沖
船宿 番匠高宮丸
URL http://
種目 キンメ&クロムツ
仕掛け 20本
釣果 12月30日、新島沖のキンメを釣りに下田まで行ってまいりました。

釣り人ならお正月は自分の釣ってきた魚を食卓に並べたい…と誰も思うもの。前日の下田の天気予報を見ると風も9m、波も3mとあり、これは…? と思っていたら船長から電話…。「とりあえず出る…っ」て言うから予約しちゃった手前、下田行ってきましたよ。

須崎港を出た瞬間からすでに風が強く大荒れで、船底のベッドで横になっていても左右に揺れる揺れる…。45分後、船長のアナウンスで外を見ると当たり前だがもの凄いうねりでババ荒れ…。これでやるの状態…? しかし周りにも須崎・稲取・手石などの船が7〜8隻、満員のお客様を乗せてやる気マンマン、協定時間まで旋回している。

6時30分時間になり、とりあえず石廊あわせで第1投目、船長が水深言わないので勝手に240mくらいかと思っていたら、着底が判らずすでに270m…で強制ストップ…。かなり流れは早いようだ…。

ほとんどラインを伸ばさず280mでずっと保持、前から次々にアタりが出ているようで、私のロッドにもハデなアタリが出てずっと続く…。じっくりと待ってかなりの時間の後巻き上げ開始…。

この投入はオマツリもせずに、どの方も数匹は釣れたようで、私もズラズラと金魚サイズ(25cmX2)、〜初島サイズ(30cmX1)、〜沖ノ瀬サイズ(35cm前後9匹)まで小キンメばかり12匹。(取り込みで1匹バレましたがトモの方に掬っていただきセーフ…。ありがとうございました。) 

金魚・初島サイズ、沖ノ瀬サイズの豪華3点盛り…。数釣れたのは良いが、このサイズじゃね〜。

既に気持ち悪くて、ハリも外せず、血抜きも出来ずに早くも第1回目のリバース、次の仕掛けを準備している間にも第2回目リバース…。あぁ…。 

2投目、少し移動して深場400mを狙うが、今回も良いアタリが何度も続き良い感じ…。
しかし竿先を見ていると、3度込み上げてきて本日すでに第3回目のリバース…。

560mまで流してやっと仕掛の回収…。ハデなアタリが続き少なくも数枚のキンメが付いているはずでしたが、ミヨシの方のラインがオモリが切れたのかトモまでマツって、しばしば巻き上げストップ…。

キンメが付いているはずの上バリにはキンメの姿はなく空振り…、かろうじて一番下のハリに後計測で63cm、2.8kgのクロムツ…。本当なら嬉しいのだが、なんとか針を切ってクーラーにクロムツをやっと放り込んだところで、本日4度目のリバース。

船に弱い私はともかく、普段酔わないという常連さんもほとんどの方が顔面蒼白、リバースリバースの連続…。これじゃあさすがにどうしようもなく、さらに風も強くウネリも凄くなって来たので、たった2投で船長9時早上がり決断…。(これで上がります…が天の声に聞こえましたよ…。)

私は気持ち悪くてとても船内にも入れず、1時間もの間、風の当たる側のリア左舷で波をバシャバシャ被りながら意識朦朧で廃人状態…。やっと陸地が見えて安心したのか港に入る直前に5度目のリバース。

港に着き、一番最後になんとか片付けが終わって、女将さんの豚汁をご馳走になりましたが胃もよじれているのか味があまり判らず…。(^^;ゞ


10時30分には須崎港を出て下田漁具にも寄ったりしましたが、いゃ〜年末・年始って伊豆は混むんですね…、普段平日しか釣りに行かない私はビックリ…。帰りはあっちこっちでずっと渋滞…。5時間もかかって帰ってきましたよ。

自宅に戻り、12匹のキンメとクロムツは全て捌いて、当日はお刺身・キンメ汁で食しましたが、やっぱり小キンメ、大きいキンメだと脂で汁も湯気がたたないのですが、脂がないので刺身も汁もいまいちでした。やっぱり1.5kg以上のトロキンメを食べつけていると満足できませんね…。

何はともあれ、お正月用のキンしゃぶ用と刺身、クロムツの刺身と西京漬けの食材は確保できました。やれやれ…と。   そうそうない記憶に残るキンメ&クロムツ納竿でした。