釣行日記
By 漁労長


日付 2012 年 12 月 1 日(土 曜日)
天候 晴れ
海上 多少シケ
やや強い
場所 二宮沖 瀬の海
船宿 喜多郎丸
URL http://
種目 赤カマス
仕掛け 丸海津15号 3本バリ ハリス6号70センチ 幹 8号 錘 150号
釣果 古巣の釣り部例会で大磯港 喜太郎丸から10人で出船、ようやく模様が上がってきた瀬の海のカマス狙いです。
11月末になって釣果が急上昇、三日前の水曜日には各船宿でトップ40〜50とカマス釣りでは考えられない好釣果、いつもの「昨日までは釣れていたんだけど」がチラッと頭をかすめましたが、なにはともあれ片手越えを目標に6:30出船、行程20分ほど180〜200メートルダチで第一投、いきなり左艫2番の初心者が2点掛け、底立ちを取り直している間にかかってしまったとのこと、この分ならツ抜けどころか30〜40の釣果も夢ではないと、シャクリに気合が入りますが、最初の一荷は何だったのかしばらく音なしで餌も取られません。周りには茅ケ崎から小田原までの遊漁船が10隻近くも集まってきましたが、面白いもので同じ港出船の船でも片舷10人も乗っているかと思えば、片舷3人で反対舷は0などという偏りもみられたりしますが、どの船でも当たりはないようです。
それでも9時ごろまでには各自1〜5引きぐらい、例年よりやや小ぶりのカマスをゲットしますが、中々連頂2とはいきません。
11時過ぎに舳の突き出しで泳がせ竿を出していた上乗りに当たり、強烈な引き込みで舳三番ぐらいまでは仕掛けを揚げて様子を見守る中、10分ほどもやり取りをして揚がってきたのは後検量12キロ超の立派なブリ、船長によれば今年はブリの魚影が濃く、ブリが寄るとカマスが底に落ちてしまい喰わなくなってしまうとのことでしたが、泳がせようにもうまいタイミングで餌が取れず、初心者二人の面倒見もあって竿を出すのを迷っていましたが、12時過ぎに竿を出した右艫でガツンの当たりで一気に走られ、周りも仕掛けを揚げて応援、普段泳がせなどやらないためごついビシ竿に古い大型リールでやり取りしましたが、何せ道具がプアなため魚に負けて中々揚がってきません。やり取り30分ほどで漸く姿を見たのは9キロ超のブリ、一回り小型でしたが腹の張ったうまそうなぶりでしたが、このころから風波が強くなって当たりも取れない状態になり早上がりとなりました。
船中4〜13とカマス釣りとしては上々の釣果でしたが、つい何日か前の釣果と比べると今一でしたが、魚影は相当濃いようで底潮も漸く下がり始めたようですからうまくいけば年明けまで狙えるかもしれません。
私はなんとか11揚げましたが、逡巡している間に泳がせ竿を出し損ねたのが悔やまれます。もっとも餌一匹無駄にしただけで終わった公算のほうがほうが高かったですかね。