釣行日記
By 漁労長


日付 2009 年 8 月 10 日(月 曜日)
天候
海上 多少シケ
やや強い
場所 剣崎沖
船宿 えいあん丸
URL http://www.fman.net/eian/
種目 ワラサ?
仕掛け 6号6メートルヒラマサ12号 ステンカン80号
釣果 このところ剣崎沖で釣れ盛っているワラサモドキを狙って三崎のえいあん丸から出かけてきました。
今の時期一旦ワラサの声が聞こえると松輪・久里浜方面の船宿は狂ったように釣り人が群がって、土日祝祭日のみならず平日でも満タンの出船になります。
ましてお盆休みともなれば休日同様ということで、比較的空いている三崎港のえいあん丸にしましたが、コマセが効かないんじゃないかと思われるほど、両艫は予約で埋まっていましたが、昨晩の段階では後は全て空席で、ありがたく右舳に決定、えいあん丸では予約時に席まで決めますから、5:30出船の差0分前にゆっくり到着、定時に3人での出船となりました。
心配なのが空模様、4時過ぎから降り出した雨が段々と強くなり、出船時には遠く雷が光っています。行程30分強で先行している大船団に仲間入り、当りはまさしくワラサフィーバーで何十隻という船がそれこそ鈴なりの釣り人を乗せて何やら殺気立った感じさえする光景です。
第1投は水深40メートル、船長の底から10メートルぐらいでやってと言うのを聞いて底立ちを取り下から4メートル6メートル8メートルで大きくコマセを振り棚取りをして竿を置こうとするともうグンと竿先が引き込まれます。
雨の中タモも用意していないし、隣は遥か大艫だしということで、巻き上げながら船長に当たったと合図をしてタモをお願いしますが、潮が早いため自分でやってとタモを横において操縦に戻ってしまいます。
幸か不幸かあまり大きなサイズではなかったので何とか巻き上げ無事タモ取りできましたが、後検量2.5キロの三白サイズ、続けて投入するとまたしても8メートルで振っている最中にグンと当たり同サイズが揚がります。
雨は益々強く雷も鳴り始め、いつまでできるかわからない状態なので幸先良い2本にほっとします。
とりあえず桶で血抜きをしクーラーに海水を入れとモタモタしているうちに置き竿がズボッと入り3本目。これが本日一番の2.8キロで何と艫の方とダブルヒットでお祭り状態、私のを先に揚げ、無事艫もあがりました。なんと始めて30分ほどで予定外の3本ですが、ここで廻りの船が続々と動き出しました。これは長いこと持たないかもしれないと思いとセッセと打ち明けると更にもう一本、やや小振りの2キロ強のサイズを揚げたところで船長から「竜巻警報が出たので揚がります、雷も強くなるので竿を倒してキャビンに引き上げてください」との合図、近くでは落雷もあったようでドーンと大きなお音も聞こえ、早々にキャビンに退散、7時半前に港に帰りました。船中4・2・2と正味1時間弱と短時間にもかかわらず皆釣果があり船長から次回3千円の割引カードをもらってまだ通勤ラッシュの影響が残っている中帰途に着きました。