釣行日記
By 漁労長


日付 2009 年 1 月 10 日(土 曜日)
天候 晴れ
海上 ナギ
やや強い
場所 福浦沖
船宿 秀治丸
URL http://
種目 ホウボウ・アマダイ
仕掛け 3号2本針
釣果 今年の初釣りは以前の職場の仲間5人と定宿の真鶴福浦港秀治丸からこのところ好調と船長お勧めのホウボウとアマダイ、模様によってはカワハギという、いつもながらの欲張り五目で年頭の運試しです。
正月らしく船飾りがある船溜りをノンビリと7時30分に出船、先ずは30メートルダチでホウボウ狙い、餌はオキアミをメインに過去に実績があったアオイソ・薄く削いだサバ短・細く切ったイカ短など様々、各人各様で仕掛けもアマダイ仕掛けでやる者、アジ仕掛けやカレイ仕掛けでやる者など様々です。
開始早々に背中合わせの者に強い当り、ゆっくりと誘い上げたところにひったくるような当りがきたようで、餌は先針にオキアミ、枝素に秋刀魚の短冊というアマダイ仕掛けで3号を頼りに上げてくると大きなホウボウの一荷、こいつは春から縁起が良いと船中テンションがあがりますが、どうやら通りすがりのホウボウだったようで、その後はポツンポツンとあがるだけ、アオイソやサバ短、イカ短にも喰ってきましたので、何が良かったかよくわかりませんでした。揚がってきた魚はホンノリと暖かく、底潮はまだまだ暖かいようです。
3時間ほどやりましたが船中0〜4、好転しないようなのでやや沖目のアマダイ狙いに移りましたが、こちらも今一、底潮が効かないようで細かく誘いを掛けていると上がってきた仕掛けが手前マツリをしてしまうような状態なので底から1〜1.5メートル切った棚でノンビリ置き竿にしたところ、これがビンゴで3時間ほどで小型ながらアマダイ7、大型のイトヨリ1・沖メバル5・カサゴ2と飽きない程度に釣れ続きます。どうやら小船の揺れと沖から入るウネリが巧まざる誘いになったようで釣ったというよりは釣らせてもらったということですね。
上がり際に顔を見ていない者もいるホウボウにリベンジしましたが船中5匹、私はついに顔を見ることができませんでした。上がり間際にひときわ大きな引きで上がってきたのはベラ科のイラ、体長50センチほどの大物でしたが身が軟らかく、独特の臭みがあるとのことで船長に献上して本日の釣行終了となりました。
面白いものでアマダイ(船中3〜7)が好調だった者とホウボウ(船中0〜6)が好調だった者はそれぞれ偏った釣果で、特に釣り座も関係ないようで、年頭の占いの卦は他力本願と出たようです。