釣行日記
By 漁労長


日付 2007 年 8 月 17 日(日 曜日)
天候 曇り
海上 ナギ
やや弱い
場所 北下浦(金田湾)
船宿 トクエム丸
URL http://www17.ocn.ne.jp/~tokuemu3/index.html
種目
仕掛け 船宿用意の大型テンヤ
釣果 すでに掲示板には概略を書き込みましたので二番煎じご勘弁です。
季節のカツオ狙いで出船予定のところ、野暮用で仲間が一人抜け二人抜けしてしまい、そのたびの予約乗り合いの変更をしているうちになんとなく嫌気が差していたところ、船長から急遽仕立てが入ったが本当に乗ってくれるなら乗り合いも出すとの電話、この際ということでカツオを諦めシーズン末期の夏??蛸を釣りに行くことに。
とはいっても同行する仲間も蛸はすっかりご無沙汰で初心者同然、だいぶ以前に釣行したことがある金田湾のトクエム丸に予約したのが前々日の15日でしたが道具一式無料貸し出しということで気分的にはお殿様気分ののんびり釣行でした。
金田湾はよほど強い南風が吹かない限り一年中波静かで、素人の蛸釣りには絶好のロケーションです。水深はおおよそ10〜15メートルほどで、なんとか乗りもわかります。
北下浦にはトクエム丸と拓郎丸の2軒だけが乗合を出している小さな漁港で、水深が浅いため潮が引いているときは佐島並みに沖渡しでの乗船になります。
船宿は8:00出船の15:00沖上がり、船長一人、一艘だけの宿ですから、場合によっては仕立てが入って乗合は出ないときもあるようで、すべて予約乗合になります。
前置きが長くなりましたが、定刻の8時前には全員そろって少し早めの出船で、左舷に本日乗船の十名が揃って着座すると、船長から道具が渡されます。船底錘固定型の少し大きめなテンヤに冷凍石蟹縦付けし、豚の背脂でスッポリとくるんでタコ糸と輪ゴムでがっちり固定し先糸30号1メートル、白のビニール片を結んだものが船宿標準仕様のようです。
万一根掛りしたら船長が対応してくれますし、当日はベテランのお馴染みさんが助っ人ではずしてくれました。
なお、万一ロスしても追加料金は取られないとのことでした。
久々の蛸ということもあって、最初はなかなか乗りがわかりません。テンヤが底を離れない程度に小さく小突き続けますが中々乗りがこないと飽きてしまった9時半ごろから舳方面で順調に乗り始めます。さらに30分ほどして漸く私のテンヤも何かに引っかかったような重い感触、とりあえずしばらく小突き続けたあと大きく合わせて手繰ってくると、なにやら重たい感じ、テンヤにそこそこの蛸が掛かってあがってきました。友人にタモ取りしてもらって漸く片目が開きホッと一息、程なく友人にも一杯揚がってそれからは昼過ぎまでポツポツながら揚がり続け、なんとか5杯を確保、その後は船中ぱったりと乗りが無くなり3時の沖上がりとなりました。
今日は片舷の舳流しで潮上の舳方面が好調で倍以上の差がついてしまいましたが、途中小雨に見舞われたものの一日波静かで涼しい蛸釣りを楽しむことができました。
餌付けから道具の用意まですべて船宿任せで釣行できますので、初心者にはお勧めの船宿です。船長も見かけはちょっとごつくてブッキラ棒ですが、聞けば丁寧に色々教えてくれますよ。
なお、船宿ホームページでは料金が8,200円になっていますが、実際は8,000円でした。