釣行日記
By 漁労長


日付 2007 年 12 月 22 日(土 曜日)
天候 曇り
海上 シケ気味
強い
場所 洲崎沖
船宿 はら丸
URL http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=haramaru
種目 ヤリイカ
仕掛け 11センチ8本 11センチ4本14センチ3本 14センチ4本+17センチ2本
釣果 昨日は娘婿のご両親が我が家の近くにできた娘の家の新築祝いと孫に会いに泊まりがてらで見えるというので、この際普段中々食する機会が無い新鮮なイカを差し上げようということであちこちデータを集めましたが何しろその日の晩飯に提供するわけですから遅くも午後4時ごろまでには帰りつかないと後がきつい。
必然的に相模湾の沖の瀬(東京湾出船でも同じ場所でやります)か茅ヶ崎沖・小田原沖辺りになってしまいますが、いずれもぱっとしない。
その上娘がスルメ好きでそうなると長井早朝出船で洲崎沖まで走るはら丸が21日の釣果で大型スルメを数上げているので何とかツ抜けを狙って行ってまいりました。
このところどうも長井方面にはツキが無いので、半ば不安がありましたが宿に出船1時間半前の4:50に到着するともう既に4隅どころか先着が8名も!
流石に長井のイカ好きは朝が早いというけれどこれほどとはね。
結局出船までに集まったのは11人、私より後から来たのは2人だけでした。
港を定刻に出るとなんだか風邪が強い、スルメ狙いで14センチ主体に18センチまで仕掛けを用意してきたのに風は強くなるばかり、船長に聞く「ととてもスルメの場所までは行けないので今日は一日ヤリ狙いだね、時々スルメも混じるから上2本14センチを入れると良いよ」とのこと。
強いうねりの中スローで進み現着は7:40に120メートルダチで「いいよー」の合図で第一投は下4本を14センチ上2本を17センチ、娘に甘い父親としては何とかスルメをという思いからでした。
結局30分ほどやりまわりで小ヤリ(っていうか極省マルイカサイズ)が何杯か揚がっただけで潮周り、このぶんではスルメは望み薄ということで11センチ4本14センチ3本に交換します。
120〜130メートルダチを潮廻りしますが乗ってくるのはチビばっかりでうねり交じりの中でほとんど乗りが取れませんが、何とかポツポツと取り込みます。
一時間して漸くガクッとする強い当りで胴長40センチオーバーのデカスルメ、続けて胴サイズのヤリが2杯、いよいよこれからと思いきや潮が全くいかなくなってしまい再度小ヤリポツポツに戻ってしまったため11センチ8本の仕掛けに交換、流石に150メートル近くの底で乗ったチビイカ一杯の乗りを取るのは大変でしたね。何回か多点掛けはあったものの結局最後まで状況は変わらず風は強くなるばかり、早めの1:00過ぎに海悪で早上がりとなりました。
船中スルメは私が揚げた一杯だけ、思いが通じたところでしょうか。
ところで四隅がやたらと早い時間に埋まったのはそれなりに訳ありで、皆さんイカダイ狙いだったんですね。
結局右舳の人だけ、それも後検量4.7キロと2.3キロの2枚揚げてました。
船中7から29(+スルメ1)ということで、何とか刺身サイズも取れて長井水産のお世話にならずに先方のご両親にも大変喜んでもらうことができました。
スルメはぎっしり卵を持っており、チビイカの丸煮も中々でしたよ。
年内な残せば消滅してしまう年次休暇と代休を多少なりとも消化するために25日に小田原からメジ、27日に久里浜沖の太刀魚か相模湾の石鯛五目、29日に東京湾内の小物で納会と、釣り三昧で過ごす事ができそうです。
誰かに今泣いたカラスがもう笑ったといわれてしまいそうですね。