釣行日記
By 漁労長


日付 2007 年 8 月 25 日(土 曜日)
天候 晴れ
海上 ナギ
弱い
場所 松輪
船宿 利一丸
URL http://www.tsurimaru.com/umi/turimaru_test/kensaku/yado.asp?TO=20030722&Y=467&D=467
種目 太刀魚・サバ
仕掛け 太刀魚針0/1号2本針 赤ガス糸付きコンニャク針大サバ仕掛け
釣果 今回は毎年恒例松輪出船の秋サバ釣り、リレー釣りの相方は好調な太刀魚にトライです。
定刻の5:30間口港を出船、一路このところ大型が顔を出している金谷沖本線航路脇を目指します。
水深100メートルで船長の指示棚は30〜45メートル、棚下まで降ろしてゆっくりと誘い上げますが太刀魚のご機嫌斜めで反応はあるものの全く食い気を見せません。小一時間ほどやりましたが餌もとられない状態で、浅場狙いに方針変更し30分ほど走って走水沖の水深20メートルに転進です。
ここでも喰いは渋くてそのうち廻りは湾奥から久里浜・金谷辺りまで、100隻近い大船団となりましたがどの船もたまにポツンと当たるくらいでルアーも餌もパッとしません。
9:00を過ぎてようやく潮が利き始めたか舳で一本揚がりましたが70センチほどの風でひらひらする様な小型、それでも私はといえば餌も取られません。
すぐ前の木更津の船でポンポンと連発しますが、どうやら棚を決めて小さく誘い続けるのが良いようで、まねをしてみましたが中々棚が当たりません。
暑いは喰いが悪いはで棚を同僚が当てた9メートルに決め、こーゆう針の一本針仕掛けで置き竿にしサンドイッチを食べていると漸く待望の当り、小型ですが片目が開きました。喰いは一向に好転しませんがそれでも一時間ほどで3本追釣、12:30の沖上がりから逆算して10:30に鴨居前に移動しサバ狙いになりました。
現場ではワラサ狙いからリレーした僚船がカカリ釣りでやっており、艫からロープで繋いで水深42メートルの棚30メートルで開始です。
一投目から船中活発に当たり40センチ近いゴロンとした秋サバが次々と揚がります。船宿支給の8号の専用仕掛けで強引に手繰り上げ、すぐに首を折って血抜きしたものをクーラーにたっぷりと用意した氷水に漬けて鮮度を保ちます。
小一時間ほどで50リットルのクーラーが8分ほど埋まり、中型のクーラーを持ってきた同僚たちはいずれもクーラー満タンで12:00前に早上がりとなりました。
宿で冷たいソーメンを頂き、サバ料理をあれこれ講釈されて帰途に付きました。
サバは足が速いのでご近所さんにおすそ分けの後、8時ごろまで掛かって30本ほどを三枚に卸して下ごしらえ、腹腔にはゴッテリと脂肪の塊を溜め込み包丁が切れなくなるほど、ただ個体差がありあまり脂が乗っていないものも混じっていましたが、漸く捌き終わってサンガ焼きとシメサバ・塩焼きでサバ尽くしの夕食となりました。
明日は朝から日陰で風干しの干物と糠漬け造りです。